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父親が受験生の頃の話

父親は、婿養子である。今住んでいる家は母の生家であり、父親の実家ではない。
この話は父親の実家で起こった話である。

父親の実家には、祖父母の隠居部屋として3つ部屋があった。
父親は高校生の頃、一番北側の押し入れとして使用されていた部屋にベッドを置き、勉強部屋兼寝室として使用していた。
窓を開ければ涼しくて寝心地が良いからだ。
そこで寝始めて1年ほどした頃、夜中に急に金縛りに遭った。初めての金縛りで恐怖におびえているとどこからともなく木魚の音が聞こえてきた。
そして、気がつけば朝になっていた。それから1ヶ月は電気をつけてラジオをつけないと寝られなくなった。
それから1年後、同じ部屋で再び金縛りに遭ってからはその部屋で寝るのをやめた。
父親の母もその部屋で寝て金縛りに遭ったそうだ。
父親が父の祖母から聞いたそうだが、その部屋は寝る場所ではないと、父の祖父が言っており、そのため物置として使用していたそうだ。

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